2012年10月08日

続・苛性ソーダで白煙の謎

Q.水にゆっくり苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)を溶かしていたら、苛性ソーダが水を呼んで、量った入れ物に張り付いて残ってしまうんですが・・・

A.量った水を少し別の入れ物に取り分けておきます。
最後にその水で、苛性ソーダを入れていた入れ物をすすげば張り付いたソーダも全部入れられます。
 
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2012年10月04日

苛性ソーダで白煙の謎

一般的に言われる苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)の取り扱い方法

○苛性ソーダは劇物です
○ゴム手袋を装着しましょう
○保護メガネをかけましょう
○マスクをかけましょう
○長袖の服、エプロンなどを着用しましょう


多少大袈裟ですが、薬品で火傷すると大変なことになりますので、万全の装備が必要です。

しかし、手作り石鹸の作り方を説明したサイトなどでは、この後たまに恐ろしい記述を見かけます。

○水を量る
○苛性ソーダを量る
×量った苛性ソーダに水を入れてかきまぜる
×高温になって白煙が上がる

△氷で冷やす
○煙を吸い込まないよう注意
○十分換気をしましょう


私は化学の専門家ではありませんが、これを最初見た時、ものすごく衝撃的だったのを覚えています。
薬品で白煙が上がる時点で、すでにキッチンでする作業じゃないし・・

・・うん、それは確かに、耐熱容器が必要で、保護メガネと手袋とマスクが必須で、沸騰した苛性ソーダが飛び散っても大丈夫な長袖の服と下に敷く新聞紙が必要だと思うよ・・^^;

ていうか

そんな決死の勢いで苛性ソーダ溶かしちゃいけません!

検索上位のサイトや出版物にも、苛性ソーダに水を入れると書かれたものが多数存在しますが、

◎水に苛性ソーダを入れるのが正解

水に苛性ソーダを「少しずつ」入れてかき混ぜて溶かします。
一気に高温になることもなければ、白煙が上がることもありません、氷も必要ありません。
もちろん飛び散ったり爆発したりすることもありえません。
(でも装備は整えてからやりましょう)

苛性ソーダは劇物です。
でも、正しく扱えば危ないものではありません。
だって、普通に買える薬品なんだよ?(ハンコ必要だけど)
掃除に使える程度の薬品なんだよ?(劇物だけど)

<余談>
実験現場では、早く水溶液を作りたい場合に、危険承知で苛性ソーダに水を入れるという方法が確かに存在するのですが、設備の整っていない一般家庭のキッチンで行うことはお勧め致しません。
 
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2012年09月27日

解禁日1カ月後という謎

石鹸作りの本やサイトを見ると、一部の石鹸を除き、猫も杓子も揃いも揃って解禁日を1カ月後と設定してあります。

なぜ1カ月なんでしょう?

そもそも石鹸なんて、ちゃんと鹸化できていれば翌日からだって使えるんです。
私は1週間後にはpHチェックをして、試用を始めたりします。

まあ、1週間ぐらいだとまだ石鹸が柔らかいので、1カ月後というのは妥当な期間ではあると思うのですが、環境や季節によっても熟成期間は変わりそうなものなのに、なぜ皆が1カ月と言うのか。

この疑問を自分なりに考えた答え↓。

1カ月というのは(本に記するための)万人向けの設定で、それが一人歩きしているのではないか。

つまり、出版物(指南本)である以上は、化学の知識が皆無な人でも、本の通りの分量や時間で作れば、ちゃんとした石鹸が完成するように懇切丁寧に書いておく必要があります。
「pHってなんですの?」という奥様に、pHを測れというのは無理なハナシ。

じゃあ、とりあえず石鹸が熟成して、それなりに乾燥する1カ月後ぐらいを無難に設定しておきましょうか。

元々はそんなところではないのかな〜というのが、私の想像です。


<余談>
とはいえ、いただきものの手作り石鹸の中には、1カ月熟成させているはずなのに、pH12などという強アルカリの石鹸が存在したりするのも実話^^;(参考数値/石鹸ダネ:pH14 市販の石鹸:pH10 手作り石鹸:pH8)

いやいや、奥が深いですねぇ・・
 
posted by リカ at 21:18| Comment(0) | 石鹸の化学 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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